校長の夏休み
- 2014/08/20
- 12:15


日頃から園生に、「元気を出そう!」「もっと素敵な自分と出会おう!」「考えるより行動を!」「失敗は成功のために必要な貴重な体験・・・・」と発信していながら、年齢などを理由にチャレンジ出来ない自分がいました。お休みをいただいても身体の休養を理由にただゴロゴロと時間を過ごすばかりでした。
そこで、一念発起! 「このままではいけない! 私も変わらなければならない!」と体力と精神力の限界にチャレンジしようと思い立ったのです。 そのチャレンジは登山でした。 上高地から槍ヶ岳、そして大キレットをとおり奥穂高岳までの縦走、約55Kの山行きです。 未知なるルートへの不安や天候を含めた自然への恐怖心もありましたが、考えていても前に進めない!行くぞ!ということでチャレンジしてきました。
ブログを書いていますので、なんとか無事生還したわけですが、写真を見ながら50歳を過ぎた中年の3泊4日のチャレンジをともに体感していただき、元気を出していただければありがたいです。特に保護者の皆さん共に頑張りましょう!
それでは1日目、いつもなら夜間ドライブで現地に向かうのですが、通勤の疲れもあり、朝5時に自宅を出発しました。ドライブは約5時間です。平湯の駐車場を10時30分頃にバスでスタートし上高地には11時に到着しました。その後、緑に囲まれ何とも気持ちのいい梓川沿いを歩き槍沢ロッジに到着、早めの夕食を自炊し次の日に備え就寝しました。ロッジにはお風呂もあり疲れもかなり取れたように思います。












2日目、いよいよ本番です! 前日はプラス350Mほどの登りでしたが、最初のピークである槍ヶ岳3,180Mまでプラス1,200Mほどの登りとなりました。途中夜明けとともに槍ケ岳の穂先が太陽の光を浴びオレンジ色に輝いていました。その後は残雪もありハードな登山です。アイゼンを装着し、一歩が30cm程! 修行の山登りです。槍ヶ岳の山頂では視界も開け最高でした。中学時代から憧れていた山です。その後、大喰岳3,101M、中岳3,084M、南岳3,032Mと3,000M級の4座の頂を征服し、南岳小屋で宿泊することとなりました。途中、雷鳥の親子と出会いました。大喰岳からはガスがかかり視界が悪くなるも、雷鳥が現れる条件が揃い幸運でした。途中すれ違った人は一人だけ・・・・尾根歩きに近いので比較的体力はいりませんでしたが、不安、寂しい・・・・雷鳥で元気が出ましたね!















最後から2枚目の写真に私が写っているのですがおわかりになりますか? 写真右側の絶壁上部を登っています。こんなコースが結構続きました。南岳小屋では70代の男性お二人とお友達になり、人生とは、山を登るとはいかなるものかを教えていただきました。3日目は、このお二人と前後して更なる難ルートにチャレンジすることとなります。 へトヘトです。
それでは、雷鳥親子の映像をご覧下さい。 母鳥は私に近づき、ひな鳥が安全な所に移動するまで私の気を引こうとしていました。3,000Mを越える霧のかかった寂しい登山道で見た自然の姿です。
☆ 次回に続く・・・
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