VOL.77 11月20日(火) 学園の近況
- 2018/11/21
- 14:25








最近、神出の地も冬の足音が聞こえてきました。今朝の気温が8℃。昨年度末、修了生から贈られた「オオデマリ」の葉も赤茶っぽく色づきました。本館、食堂、寮などの改修工事も無事終了し、外壁は開校の頃を再現するかのように蘇りました。建物の周辺も技術員の方の地道な整備で雑草も刈り取られ、美しい状況が維持されています。昨日の月曜日、動物舎近くでは、「乗馬」プログラム、農園では「農園」プログラムを実施していました。
「乗馬」では、明石乗馬協会の三木会長が講師としてお越しになり、学園生やスタッフ一人一人に乗馬指導をしてくださっています。月1回程度の指導ですが、学園生の乗馬の姿は板に付いてきたようで、ゆったりと落ち着いて体験しています。「農園」では、学園生2人が収穫した大根やほうれん草に付いた土を、スタッフとともに水で落としていました。冷たい水での土落としですが、いやがることなく、むしろ「このようにして農作物を収穫しているんだ」と、素手で一つ一つの野菜を丁寧に洗っていました。この野菜は学園の給食材料になりますし、子どもたちの作った野菜が自分たちの生活に直接役立っていることで自己有用感、自尊感情の醸成に繋がっています。








ポニーが乗馬で活躍している間、やぎと羊たちは、柿の木畑の中で生育している牧草を食んでいます。この木に実るはずの柿の実は、カラスに食べ尽くされ人の分はなくなったようです。
火曜日には「華道」プログラムがあり、校長室にも毎週学園生が生けた作品を飾ってくれています。作品は、本館玄関にも展示され来園される方からお褒めをいただきます。男女問わずに生け花に挑み、個人技として磨きをかけてくれます。今日は「動物」プログラムはない日ですが、学園生が馬小屋の掃除を手伝ってくれています。
最後に給食ですが、今日はごはん、白身魚の大豆がらめ、かぼちゃのカレー風味サラダ、酸味と辛みのスープ、みかんに、ほうれん草が追加でメニューに加わりました。自慢の給食、自然の素材を大切に本当に美味しく調理してくださいます。管理栄養士と6人の調理師のチームワークがよく、学園生の希望も参考に、旬の献立を考えてくださっています。年に数回、新しい献立を提案し試食会もあり、11月21日の試食会もとても楽しみです。




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