VOL.74 11月13日(火) 兵庫楽農生活センターとの連携事業「飯ごう炊さん」
- 2018/11/16
- 11:28








今年の兵庫楽農生活センターとの連携事業も今日が最後です。6月の「田植え」に始まり、7月「案山子作り」、10月「稲刈り」と続き、今日の「飯ごう炊さん」を迎えました。自分たちがセンターの圃場で育てた「兵庫県産コウノトリを育む米」を飯ごうで炊き、自然の恵みに感謝して、カレーライスとしていただくイベントです。ご覧のとおり、学園での生活班ごとにブロックを使って即席の窯を作り、細木を組んで火をおこします。学園生の多くは「飯ごう炊さんは久しぶり・・・」で、学園ガーデニング講師の田中さん、楽農生活センター柳澤さんのアドバイスのもと、各班競うように辛抱強く火をおこしていました。今日使用した米の量は56合、飯ごう14個ですから、一人1合以上を食べる計算になります。
炊けたごはんは、学園の食堂で作ってくださった「カレールゥ」をかけて、みんなで「いただきま~す」。学園生の多くがおかわりをしていました。なぜかいつもと違うカレーライスの味・・・。実際ルゥも少しブレンドを変えたとのことで、いい味でした。最後は、学園生の代表がセンターの職員の方に謝辞を述べて、今年の連携事業も幕を閉じました。
晴天の下、広い自然の中でのカレーライス、いつもとはちょっと違う雰囲気でより食欲が湧いていたことと思います。普段何気なくいただいているご飯も、手間暇かけることで炊きあげる大変さと炊きあがって食べることのできる喜びを少しでも実感してくれたのではないかと感じました。このたび収穫した米の一部は、学園の食堂で当分の間、振る舞われますので、自然の恵みに感謝しながら、甘くて美味しい県産米で炊きあげたごはんを味わってほしいと願っています。
兵庫楽農生活センターの山崎センター長をはじめセンターの職員の皆様には、本当にお世話になりました。おかげで所期の目的を達成することができました。来年度もぜひよろしくお願いします。そして、ガーデニング講師の田中さんの的確かつ明瞭な号令は心が引き締まり、けがもなく安心して体験が終了できました。ありがとうございました。
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