VOL.57 9月17日(月)「山・川・海のつながり」から生まれる「人との繋がり」
- 2018/09/18
- 19:57








9月12日(水)明石川等で実施した「川の環境体験」の様子。本事業の講師、「海と空のプロジェクト」代表で、「環境省 環境カウンセラー」の西谷寛さんから送っていただいた写真をご本人の了解を得て掲載しています。
写真は、学園生が明石市の明光保育園の子どもたちと明石川で「ネイチャーゲーム」を楽しみ、その後、西谷さんの作られた紙芝居「海と空のお約束」を使って、山・川・海、そして、空が繋がっていることを知り、そして、望海灘で砂浜に打ち上げられたたくさんのゴミを拾いラベル等を見ながら、そのゴミの出先を分析する、など、「こんなに楽しく環境体験ができるのか」と、我々スタッフにご示唆いただいた体験事業でもありました。西谷さんからは、「増水で川には入れなかったものの、『体験がとても楽しかった』と学園生が具体的に言ってくれ、明石川の河原や望海灘の海岸で学園生と直に話しができ、色々な感想を聞けて良かった。」と述べておられました。
当学園では平成29年3月にユネスコ協会から「ユネスコスクール」を承認され、今年度、学園生が、持続可能な環境保全を実感してもらえるよう、環境体験事業を推進しています。
5月には、ビオトープを使った環境学習の指導に精通したフリーランスの金下玲子講師のアドバイスによる学園内ビオトープでの自然観察、7月には、当学園の元総務課長で「シニア種まき隊」の橋本敏明さんら3名の講師による「山の環境体験~雌岡山での自然観察~」。そして、今月下旬には、家島で、「県立いえしま自然体験センター」のご協力で、1泊2日の「海の環境体験」に取り組みます。この方々は、私の前職(県環境政策課参事)のときにご縁があって繋がりができ、こちらからの申し出に、講師あるいは会場提供を快く引き受けてくださった方々ばかりです。
まさしく「人は自然の中で生かされ、自然が縁で繋がった」方ばかりなのです。自然を大切にする思いを受け止めながら、これからも、「持続可能な環境保全」につながるよう、環境体験に取り組んでいきたいと考えています。
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