VOL.41 7月30日(月) 高校生不登校支援研修会
- 2018/08/06
- 18:53








「県立高校生を対象とした不登校支援に関する研修会」も平成21年度から実施して今年で9回目。今年度は、夢野台、尼崎、三田西陵の3校から35名の高校生が参加してくれました。各県立高校が特色化を図る中、将来、教職を目指すコース・類型を設置している高校に参加を募ったもの。
この研修会では、まず「なぜ、神出学園が設置されたのか」その意義を理解してもらい、不登校や引きこもりで悩む人にどのように支援していくことが必要なのか、そのことを考えるきっかけとなることを目的に研修しました。
午前中は、学園説明の後、相談指導課長から、「人のこころについて考える」講義・実習を行いました。
昼食を挟んで、午後は、心理カウンセラーから、「ピアカウンセリング」について講義・実習を受けたのち、学園生が取り組むプログラム(動物・農園)を参加者に実際に体験していただきました。炎天下の中でしたが、「神出」のポニーや牧羊犬などに触れたり、農園で苗づくりや作物の収穫など、自然の中で癒やされる気持ちを体験していただきました。
外での実習後は、参加者に「かき氷」を振る舞いました。氷の上に「神出」でとれた梅や山桃を使ったシロップをたっぷりかけて,自然の産物から醸し出される心地よい甘さを実感していただきました。とても暑い日でしたが、参加者は熱心に取り組んでくれました。
今日の参加者の中から、一人でも多くの人が教員を目指してくれることを心から祈っています。参加してくださった高校生の皆さん、どうもお疲れ様でした。
スポンサーサイト