Vol.77 12月27日(水)兵庫県主催「ひょうご環境担い手サミット」参加
- 2017/12/29
- 11:54




JR三ノ宮駅から南へ徒歩約20分、神戸税関の迎えにある「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」を会場に実施された県主催の会議に、学園生2人が参加しました。
このサミットは、県内で様々な環境保全・創造活動に取り組んでいる担い手が、「分野」を超えて、一堂に会し新しいネットワークを構築するなど、活動の新たな進展を図ることを目的とした会議。今回は、学園プログラム「エコ環境」の選択者2人が、「ポスター展示」、「グループディスカッション」に参加しました。
テーマは「学生と社会人で描く2050年環境未来予想図」。会場は、学園生以外に、小学生、高校生、大学生や、企業、NPO等自然環境の保全等に関心があり、活動している方々、あわせて約300名で溢れていました。




学園生は、まず、第1部の小学生、高校生の事例報告の後、「ポスター展示団体の活動紹介コーナー」で学園の取組を紹介しました。学校や企業、NPOあわせて40団体の代表が順にステージに上がり、1団体30秒スピーチで紹介するもの。学園生2人も13番目に舞台に上がり、マイクを持ってわかりやすく観客に説明してくれました。
第2部の「グループディスカッション」では、1グループ7~8人の学生や社会人の中に入って議論の場に参加しました。2人とも、初めはとても緊張していましたが、次第に雰囲気に慣れ、最後には自分の意見を述べる場面もありました。
学園生はスタッフとともに、ブース準備のため9時半に会場入りし、会議は13時から17時頃までの長丁場でしたが、最後まで意欲的に参加してくれました。
終了後、参加した学園生からは、「慣れない雰囲気で初めは緊張したが、スピーチもうまくでき、他の活動を知ることができるなど、参加できてよかった。」「参加して楽しかった。ディスカッションではもっと発言できればよかった」など、充実感と達成感が伝わってきました。また、学園生の帰宅後、保護者に様子をお聞きすると、参加できたことへの感謝のことばと機会があれば次回も参加させてほしい、とのご要望もいただきました。
「子供の頃学校に行けなかった自分が、今は、舞台で話をし、多くの人との議論の場にいる」そのことは、自分自身の新たな発見に喜びを実感し、元気になり自信にもつながっていると思います。
今後も学園生の様子を見ながら、それぞれの強みを生かして、このような場でチャレンジする機会を設けていきたいと考えています。
会場には、学園がお世話になっている県青少年本部の梅谷理事長をはじめ、人と自然の博物館の中瀬館長、県環境部の方、神出学園の旧職員の方々、学園の修了生、修了生の保護者の方、その他多くの学校、団体の方々が、学園のブースまでお越しいただき、激励していただきました。多くの方々の励ましと心の温かさを感じた1日となりました。
学園生、引率したスタッフの方々、本当にお疲れ様でした。




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