Ｖｏｌ．７０ １２月４日（月） 「ピッコロワークショップ」 スタート

　　　

　兵庫県立ピッコロ劇団の方を招いての「ピッコロワークショップ」を今年度も実施しました。劇団員の方から、絵本や詩などの題材を使った身体を使っての表現、基礎的な発声や動きを体験するプログラムです。今回も昨年に引き続き、本田千恵子さん、山田裕さん、中川義文さんを講師に、学園生全員を対象に、身体を使ってお互いの動作を真似あったり、スポーツ、オーケストラ、祭りなどのお題をグループで話し合って決めて表現し、他のグループの人が何を表現しているかをあてたりしていました。最後は全員が輪になって、童話「赤ずきん」を題材に、話の続きを自分で考え、横の人につなげていきました。最後の人がハッピーエンドで終わるように条件がついていて、無事ハッピーエンドで終わることができ、全員の歓声があがりました。
　ワークショップが進んでいくにしたがって初めは緊張気味だった学園生の表情が和らぎ、動作や声が大きくなり、とても明るい表情で取り組む姿が多数見られました。今回の体験を通して、他者への伝え方を変えるきっかけになる学園生もいるのではないでしょうか。
　ワークショップの第２回は１１日月曜日。第３回１２日と第４回１８日は、プログラム「こどもと文化」選択者が参加し、その成果を地域の保育園で演劇として披露することとしています。とても楽しみです。劇団員の皆様、どうぞよろしくお願いします。