Vol.45 9月3日(日) 森林ボランティア研修受講
- 2017/09/07
- 10:45




久しぶりの神出の日曜日の朝。暑さも和らぎすがすがしさを感じます。いよいよ明日から学園生が登園してきます。本日は森林ボランティア講座を受講しました。
兵庫県農政環境部豊かな森づくり課が主催し、NPO法人ひょうご森の倶楽部が実施している研修講座に、校長と教務スタッフの阪上さん、井上さん、服部さんの4名が受講しました。この講座は7月1日からスタートして年間5回の研修講座で、スタッフ自らが身近な環境問題への関心をより一層高め、森林の保全を通して自然環境の大切さを体験を通して実感し、神出学園のプログラムの改善等に反映することを目的に受講しています。
当学園では、「エコ環境」プログラムをはじめ、環境学習での視点を取り入れたプログラムがあり、子どもたちがより意欲的にプログラムに取り組んでくれるよう、工夫していくことが必要と考えています。また、学園内の広大な自然環境を、より多くのスタッフで協力しながら維持管理していくことも必要です。このことから、この講座は体験プログラムに関係のあるスタッフを中心に受講しています。
2回目の今回は、午前中に県内のNPOなどの森林ボランティアの活動紹介と森林での作業に関する事前指導、午後は現地で間伐作業をしました。伐採用の「てのこ」を右腰に、「剪定ばさみ」を左腰につけ、午前中の事前指導をもとに受講生が手分けして間伐していきました。作業時間は1時間程度でしたが、受講者相互が協力しながら作業を進めることで、歩けるほど伐採が進み、暗い森林に日の光が入るようになりました。ビール瓶の底ほどの太い木であれば、「てのこ」でも「受け手」と「追い手」の切り込み方で簡単に倒木できること、作業をするにあたっては、危険防止のために周囲への配慮が必要なことなど、色んなことを体験しました。
神出学園の敷地内にも、間伐の必要な箇所が多くあります。スタッフが間伐に必要な知識と技能を身につけ、学園内の森林整備と学園生への環境学習の充実に努めていけるよう、今後も引き続き研修に励みたいと思います。
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