Vol.42 8月22日(火) 第2回 不登校支援に関する夏季研修会
- 2017/09/05
- 16:22




今回の研修会は、兵庫県教育委員会主催の高校初任者研修、小中学校中堅教諭等資質向上研修(旧10年経験者研修)も兼ねており、県下各地から62名の先生、スクールカウンセラーにお集まりいただきました。
会の冒頭、神出学園校長、県立教育研修所指導主事からの挨拶のあと、小林学園長が神出学園の創設以来23年の取り組みについて講義し、その後、学園職員が施設案内をしました。昼食は食堂にて給食メニューを召し上がっていただきました。受講生の方々は、食事前の管理栄養士の給食の説明に耳を傾け、食事が進むにしたがって受講者相互の会話もはずみ、学校こそ違えども交流の場にもなったようでした。




午後は、まず学園生によるパフォーマンス(ジャグリング)を披露しました。受講者の方々には、軽快な音楽にあわせて手拍子で盛り上げていただき、学園生はノリノリで得意な演技を披露してくれました。演技の終わりには、会場は惜しみない拍手で包まれました。
ジャグリングの後は、当学園の職員OBでもある、関西福祉大学講師の市橋真奈美先生の進行のもと、「不登校の子どもたちへの支援-不登校当事者・支援者から-」というタイトルで、講義・演習が実施されました。不登校当事者・支援者それぞれを経験した同大学の2人の学生の体験談、受講者との意見交流のあと、グループに分かれ事例検討をしました。
最後に、小野市の適応教室の元室長の養父先生に講義全体の総括をしていただきました。受講者相互が世代を超えてそれぞれの立場で意見を述べ合うなど議論が進み、とても有意義な研修会になったと感じました。








これからの兵庫の教育を担う若手・中堅の先生方が、今日の研修の成果をそれぞれの学校で他の先生方に伝えるとともに、学校全体で様々な課題の解決に果敢に取り組んでいただくよう、心からエールを送りたいと思います。
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