Vol.15 5月24日(水)学園の1日 ~体験プログラム「チャレンジ未来体験」「茶道」「農園」「動物飼育」~
- 2017/05/25
- 16:40



久しぶりの小雨模様となりました。5月始めから学園本館前を大量に舞っていたポプラの綿毛もようやく落ちついてきました。
今日は、44期生が「チャレンジ未来体験」プログラムの一環で、31日(水)と2日に分かれ、神戸市長田区の「くららべーかりー」で、パン作りを体験したり、震災時の貴重な経験を聞くためにバスで出かけました。来週は校長も同行しますので、後日、様子をお伝えします。
残った学園生は、今日も通常の体験プログラムに臨んでいます。私は、午前中、「こどもと文化」「美術・陶芸」「資格・検定チャレンジ」「茶道」「書道」での子どもの様子を見ました。そのうち、「茶道」では、講師の神栄さんから、一人一人丁寧に作法を教わっていました。参加した子どもたちはいつになく引き締まった顔つきで、正座して礼をし、お菓子やお茶をいただいたり、スタッフの奥野さんも手伝いながら手際よく茶筅を使って茶を点て振る舞うなど、茶道独特のここち良い雰囲気を味わうことができました。




午後は「農園」「動物飼育」「野外制作」「食育」「地域ボランティア」の5つの体験プログラムを見ました。そのうち、「農園」では夏から秋にかけての収穫を目指し、新たに落花生、さつまいもなどの苗を植えていました。学園生は、スタッフの阪上さんや講師の上田さんのアドバイスのもと、小雨の中にもかかわらず互いに協力しながら丁寧に作業をやりきってくれました。「動物飼育」では、動物舎のポニー、山羊などの世話に励んでいました。特に動物好きなメンバーもいて、動物たちに優しく声をかけながらえさや水をやったり、動物舎内の清掃をしました。メンバーの中には、早朝自ら率先して牧草地に出て、スタッフが小屋から動物を出す作業を手伝ってくれたり、日中、時間を見つけて動物たちと戯れる学園生もいて、動物との絆を心から感じてくれる「癒しの丘」ならではの光景も見られます。今後も動物への思いやりを大切にしながら、取り組んでくれることでしょう。
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