Vol.9 5月5日(金・こどもの日) 体験プログラム「ワンデイワーク」「こどもと文化」「マーケティング」園外研修 In こどもの館
- 2017/05/10
- 11:30




42・44期生の学園生8名が、5月5日(金)、県立こどもの館「こどもフェスティバル」に、イベント補助担当として参加しました。体験プログラム「ワンデイワーク」「こどもと文化」「マーケティング」の園外体験の一環で、近隣施設での一日就労体験の際に必要な、基本的スキルを身に付けることを目的としています。
会場となった「こどもの館」は、姫路市の北西部、太市中(おおいちなか)に位置し、JR姫路駅からバスで約20分のところにある施設で、神出学園と同じ(公財)兵庫県青少年本部が運営しています。
当日は、暦の上では「立夏」。一日中、好天に恵まれ、暦どおり夏を先取りするかのように、汗ばむ暑い日でしたが、多数の来賓、親子連れなどが来館し、マリンバやオペラ、地元の小学生の吹奏楽演奏や高校生のコーラスなどのステージの他、昔遊び、ロケット遊び、防災ポシェットづくり、科学実験など約40種類の体験ブースがあり大盛況でした。




参加した学園生は参加に自ら手を挙げた人で、当日は会場集合としました。参加者の中には阪神北部地域に住み、朝5時起きで会場に到着したり、姫路駅からグーグルマップを頼りに約2時間かけて、徒歩で着くなど、参加への意気込みが感じられました。
会場では、10時からのオープニングセレモニーを見学した後、昼食を摂り、館の方とともに15時まで「おべんとうひろば」に設けられた「ふれあい体験ひろば」で「ペットボトルボーリング」「ストラックアウト」「将棋・オセロコーナー」の来客対応をしました。
学園生は会場内の親子連れに自ら積極的に声掛けして、ゲームを楽しめるよう優しく手ほどきをしていました。「将来、就学前の子どもに関わる仕事をしたい」というある学園生は、満面の笑顔で子供に接し、会話をしながら子供の動きに柔軟に対応するなど、安心感が漂っていました。また、一人に仕事が偏らないよう、持ち場が手薄にならないように、状況を見ながら適宜交代しながら仕事を分担していました。イベントの終わりには、将棋のうまい小学生と接戦で長時間対局した学園生たちが、対局後、お互いが礼儀正しく挨拶し互いの健闘をたたえあうなど、心温まる場面も見られました。












終了後の反省会で、こどもの館の方から、「子供に対応したときの笑顔が優しくていい」「子供の扱いがうまい」などお褒めの言葉を多数いただきました。学園生の中には自分の成長に実感を持った人もいるのではないかと感じられます。私自身、参加した学園生のたくましさを実感できたとてもいいゴールデンウィークの一日となりました。
ここで学園生の感想を紹介します。
オープニングセレモニーに参加させていただき、とっても温かい環境の中で、自分自身も気持ちが温かくなりました。神出学園の皆さんや今日初めて共に活動する皆さんとも協力し合うことができ、良い時間を過ごすことができました。沢山の子どもたちと同じ目線になって優しく、そして、一緒に楽しめることができました。館の担当の方がとても親切な方で、色々な場所の見学をさせてもらい、どの場所も温かさを感じました。担当の方といろんな話をさせていただき、最後に一日を通して、気持ちや考え方を改めることができました。本当にありがとうございました。
学園生に貴重な機会をいただきました、こどもの館の横山館長をはじめ、関係者の皆様に感謝するとともに、参加した学園生、担当スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
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