7月21日(火) 梅雨明けです! 『親子講座』で命を考える・・・
- 2015/07/21
- 11:18






昨日は「海の日」でした。よく晴れ渡り、暑い一日でした。梅雨明けが宣言され、本格的な「夏」の到来です。学園生は、毎日汗を流しプログラムに取り組んでいます。前期最大のイベント「夏祭り」の準備も進んでいます。ご家族の皆様も是非お越し下さい。
さて、昨日は「命」をテーマに「親子講座」を開催しました。祝日でもあり、保護者の方も参加いただきました。本来は4月29日(昭和の日)に開催する予定だったのですが、諸事情により延期されていました。
BGMと共にご覧下さい。
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演題は『私の戦争体験』です。日本初のロケット戦闘機「秋水」の特別攻撃隊員であった、伊原 昭さんにお越しいただきました。学園生と同世代の時期に海軍に入隊され、その後経験した悲惨な体験を話して下さいました。現在は米寿の88歳。背筋がピンと伸びた矍鑠(かくしゃく)たる凛とした姿には、「悲惨な戦争体験を若者に伝える!」という強い使命感と誇りを感じました。眼差しは優しく、園生諸君の幸せな未来を祈る仏さまのようでした。しかし戦争体験は、「88年の人生で、最も鮮明に記憶しているのはこの2年間です!」と悲しそうなお顔でおっしゃっていました。辛く悲惨な体験だったのでしょう・・・・












この講座の内容は、昨日7月20日午後9時30分から、サンテレビ「NEWS PORT」で放映されました。また、兵庫ジャーナルでも取り上げられています。戦後70年、戦争を実体験した方々が少なくなっていく中、直接お話を聞くことができ、大変よい機会だったと思います。
脈々と引き継がれてきた命、30代さかのぼると約10億8千万人の「親」の命が関わっています。戦い、餓え、病・・・すべてに耐え大切に守ってきた命、誰一人としてかけることなく引き継がれた命・・・奇跡としか言いようがない!
70年前、「命」をかけ守られた命が今生きている命!命は自分だけのものではない!大切に守り、与えられた使命に役立てねばならない! 生まれたことには意味があり、誰にも社会で果たす役目が与えられている! 役目を知るにはかなりの時間が必要かもしれない。もしかすると一生かかるかも知れない。「自分なんか生きていても意味がない・・・」という若者がよくいる。あり得ない話だ! しかし実は私も分かっていないのかもしれない・・・・ ただ年を重ねれば、与えられた仕事や関わりを大切に誠意を持って果たさねばならないと考えられるようになった。焦らなくていい!命を大切に、今を感謝と努力を忘れず生きよう! 伊原さんでさえ、80歳を過ぎてから大切な役目が分かったとおっしゃっていました・・・・ 今回も大切な役目を果たされました。
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